どうも、和佐です。
さあ今日も張り切って「読む共感がお金に変わる魔法の授業」を書いていきましょう。
前回の続きになりますが、前回の記事がまだの人は先にこちらから読んでください。
読む共感がお金に変わる魔法の授業第1話「ユーチューバー、インスタグラマー、オンランサロン、クラウドファンディング、etc…増え続ける謎のビジネスの正体」
今回のテーマは、
「なぜプロよりも素人の方が圧倒的に人気が出やすいのか?」
です。
例えばわかりやすいのはユーチューバー 。
最近はこぞって芸能人が参入していますが、当初の予想に反して、
半分以上の芸能人がYouTubeで苦戦しています。
※↓こんな感じになってます
普通に考えたら容姿端麗、あるいは、喋りのプロである芸能人の方が、
「コンテンツの質」
という意味では、素人ユーチューバーよりも圧倒的に勝っているはずですよね?
それにそもそもテレビで知名度があるわけですから、その辺にいる素人に負ける要素を探す方が難しい気がします。
しかし例えば、「料理」というジャンルで考えると、テレビのコーナーとしても大人気だった“はずの”速水もこみちさんの「MOCO’Sキッチン」が、なぜかYouTubeでは低迷しています。
最近では動画の平均再生回数は2万とか、3万回ぐらいまで下がってきています。
その一方で
「妻と娘にモテたい」
という理由で料理の勉強を始めたパパの、何の変哲もない料理動画の再生回数が平均20万回ぐらいあったりします。
※中には500万回ぐらい再生されているものもあります
これって、「コンテンツの質」という意味で考えれば明らかに、もこみちさんの動画の方が高いわけです。
だって制作スタッフもテレビ業界の人だろうし、単純にスタッフの数も、お金の掛け方も違います。
本気でコンテンツの“クオリティ”を意識しているんだろうな、と、感じます。
一方でパパの料理動画の方はと言えば、定点1カメ固定で、しかも、
「ほとんどしゃべらない、テロップナレーション動画」
です(笑)
絵映え要素一切なし、ほとんど顔出しすらしていません(笑)
僕らが今まで一生懸命学んできたビジネスのセオリーは、ほとんどが「クオリティ」に関するものだったはずです。
極端に言えば、
「競合他社よりもクオリティが高ければ勝てるはずだ」
という発想でビジネスを考えてきたわけです。
しかし今、クオリティは売上や人気とはどんどん関係が無くなってきています。
もちろんクオリティが高いに越したことはないでしょう。
でもそれが決定的な人気の要因にはならないわけです。
それこそ、もこみちさんの動画が客観的にみて「ダメ」ということではないはずですよね?
だってテレビでは成立していたわけですから。
でも、
「YouTubeという文脈においては、ちょっとポイントがずれている」
ということなんです。
そしてこれはYouTube以外にも同じことが言えます。
Instagram、TwitterなどのSNS全般。
オンラインサロンやクラウドファンディング。
はたまた、前回話題にした鬼滅の刃やどうぶつの森のようなエンターテイメント市場。
あらゆる分野で、
「クオリティでは乗り越えられない壁」
が登場しているのです。
これこそがまさに僕らが伝えたい、
「共感」
が引き起こしている現象です。
クオリティが高いことに越したことはない。
でもそこに、
「共感」
がなければ意味がないのです。
だって人は共感したいわけですから。
でも、共感ってわかるようでわからない言葉ですよね?
はい。
“だからこそ”今回はその共感の正体を紐解いていこうと思って、「共感がお金に変わる魔法の授業」を始めたわけです。
ってことで今日はこの辺で。
それではまた次回もお楽しみに!
和佐大輔
↓これまでの「読む共感がお金に変わる魔法の授業」はこちら