どうも、和佐です。
先日のYouTubeライブは大盛り上がりでした。
コメントが殺到したので全く拾いきれなかったですが、めちゃくちゃ良い放送になったと思います。
 
とうとう緊急事態宣言まで発令され、いよいよ日本の中小企業の多くが死刑宣告されてしまった今、ちゃんと改めて現実を考えなければなりません。
 
もう宣言されちゃったものはしょうがないので、これを機に我々国民が、この謎の「コロナ病」とも言えるパニックを終わらせて、経済が回るように頑張らないといけないと思います。
 
詳しいことは先日のライブの動画を見てください。
 
3本に分割して見やすいようにしました。
 
【緊急コロナ会議・前編】緊急事態宣言が出ると日本はどうなるのか?中小企業・飲食店にとっては死の宣告か?

 
【緊急コロナ会議・中編】なぜ国の対応はいちいち愚鈍なのか?ウィルス根絶が不可能な理由

 
【緊急コロナ会議・後編】コロナは天災か?人災か?人権無視されすぎ?

 
これを見てもらえればよくわかると思いますが、まずそもそもとして、

「コロナウィルスの根絶は不可能」

です。
 
これは「核兵器の根絶」に似ています。
 
結局、本当に根絶したければ全世界で足並みを完全に揃えた上で、世界経済を完全にストップさせる必要がある。
 
これは「スーパーや医療現場さえも一切停止」という意味です。
 
なぜなら、そこにウィルスが残るから。
 
もしも1ヶ月間、全人類が完全に家に引きこもれるなら、確かに今回のコロナウィルスは死滅するかもしれません。
 
でも、それは不可能ですね。
 
足並みが揃うわけがないし、何より、そんなことをしてしまったら、他の病気の人が大量に死ぬし、文明が崩壊します。
 
誰一人として外に出てはいけないわけですから、電気も水道も、全インフラが停止します。
 
だからやれないし、やる意味がない。
 
「ウィルスの根絶」とは、そーゆー意味だということをちゃんと理解する必要があります。
 
じゃあ根絶できないならどうするのか?
 
ということですが、これはコロナ解体新書でもずっと言い続けていますが、

「医療崩壊しないレベルに重篤患者をコントロールしつつ、最終的に集団免疫を獲得する」

ということです。
 
医療崩壊の原因は、本当に重篤な患者が多くなっている、というよりも、
 
「病院に行く必要のないレベルの患者が急増する」
 
ということです。
 
ICUにだって、本当は入れなくていい人が入ってたりするわけです。
 
だから仮にコロナに感染しても、よっぽど重い症状が出ていない限りは家で寝ているのが正解。
 
「よっぽど」というのは、想像の3倍ぐらいはひどい状態のことです。
 
なぜなら、風邪ですから、薬なんてないんですよ。
 
解熱剤や頭痛薬はもらえますが、それは風邪の薬じゃない。
 
つまり、肺炎の症状が出ていて、呼吸困難になる場合を除いては、病院でやれることはそんなに多くないわけです。
 
点滴をしたりするぐらいですかね。
 
軽症の人(つまり風邪やインフルエンザ程度の症状の人)が病院に行くことによってさらに院内感染が起こります。
 
「ちょっとコロナっぽい」とか言って病院に行くのは絶対にNG。
 
むしろ感染を拡大しに行っているようなものです。
 
もう既にコロナウィルスというのは、ほとんどの検証が終わっていて、データも出揃っているので、病気として怖がる必要はありません。
 
怖がる必要があるのは高齢で基礎疾患がある人。
 
もちろん30代、40代でも、疾患があれば悪化する可能性はありますが、ほとんどの人にとっては関係のない話です。
 
今現在のコロナに関する風潮というのは、
 
「とにかく封じ込めよう」
 
ということだと思いますが、今のまま、みんなが「よくわからないまま自粛」を続けたらどうなるでしょう?
 
緊急事態宣言は約1ヶ月間ですが、ワクチンが実用化されるまでには早く見積もっても1年ぐらいはかかるわけです。
 
1年間自粛ムードが続いたら、これはもう日本経済の「死」だと言っても過言ではありません。
 
経済が死ぬということは、我々も死ぬということです。
 
中小企業が倒産すれば当然、雇用は減りますね。
 
雇用が減れば失業率が上がる。
 
そして、じゃあV字回復でどんどん雇用が生まれるか?といえば、そんなわけがありません。
 
例えば今、世界中で教育のオンライン化が進んでいますが、それが日本でも普及すれば、
 
「じゃあオンラインでいいじゃん」
 
という話にだってなりますね。
 
そうすると当然、また雇用は減ります。
 
医療だって遠隔医療がこれを機に普及するでしょう。
 
買い物だってネット通販が便利だってことにみんなが気づくことになる。
 
僕の母親は、Amazonの過剰包装の段ボールが嫌いらしいですが、段ボールの集荷サービスが普及すれば、「ゴミ」を気にすることもありません。
 
そうやって、

「減った雇用は、違う形で補われる」

わけです。
 
つまり人を雇う必要のない形態に変わっていく。
 
もちろん、これは一部の話なので全ての業態においてオンライン化が進むわけではありませんが、雇用の絶対数は少なくなるでしょう。
 
失業者が溢れるのに、雇用は減る。
 
じゃあどうなるのか?ってことですが、これは誰が考えたって同じ結論になるでしょう。
 
間違いなく自殺者が増えます。
 
恐らくまずは中小企業の経営者からです。
 
今、コロナ対策費で融資が緩和されていますが、いくら無担保で低金利と言っても、結局それは借金です。
 
返済の義務がある。
 
コロナ後の日本の景気がV時回復することはないと思うので、そんな不景気な状態で借金の返済に追われることになるのです。
 
もしかすると中小企業の経営者は、今なら倒産させることでリスクを回避できるかもしれませんね。
 
でも、従業員がいるならそれもなかなか簡単には決断できないでしょう。
 
しかしそうやって決断を先延ばしにしているうちに結局、赤字は膨らんで行きます。
 
特に休業しちゃっているような会社。
 
会社と言うのは家賃に給料など、仮に休業したって出ていく費用があるものです。
 
去年の税金だって払わなきゃいけない。
 
マジで一番やばいのは中小企業です。
 
じゃあ本当にここまで経済にダメージを与え、それによって中小企業、そしてその従業員から職を奪い、失業率や自殺率を上げてまでして、そこまでして防がないとやばいウィルスだったのか?と言うことです。
 
コロナってそんなにやばいの?と。
 
国は108兆円かけて保証すると言ってますが、仮にこれを国民全員で分けたって、たったの90万円にしかならないわけです。
 
家族4人だったら360万円。
 
まあ、仮に家族4人で360万円分の保証が受けられたとしても、その後の職がなければ多少食いつなげる程度ですね。
 
しかも108兆円の予算は当然、均等に分配されるわけじゃないので、僕らに行き渡る金額はもっともっと低い額になります。
 
それじゃあ1年も生きていけないんです。
 
先ほども言いましたがコロナは長期戦です。
 
一気に封じ込めたところでどうせまた蔓延します。
 
中国は一瞬だけ封じ込めましたが、また感染が広がっている状態です。
 
当たり前なんですよ。
 
だって根絶は不可能なんだから。
 
僕らにできることは経済が死なないレベルで自粛しつつ、感染者を緩やかに増やしながら、集団免疫の獲得を目指すことです。
 
そのためには今のような偏った報道ではなく、ちゃんと意味のある内容を国民に伝え、コロナについての知識をアップデートしていくことが必要なんですが、結局それはやりませんでしたね。
 
出た答えは緊急事態宣言です。
 
僕の家の近所の和食屋さんは嘆いてました。
 
店を開けても客はゼロ。
 
普通に潰れてしまうと思います。
 
神戸でこれですから、きっと東京と大阪はもっと酷い有様でしょう。
 
これから5月になればゴールデンウィークがあり、8月になればお盆休みがある。
 
当然、今年はこれらの連休だって自粛せざるを得ません。
 
今のムードなら、少しでも感染者が増えたらまた大問題にされてしまいますから。
 
本当は感染者は緩やかに増やす必要があるんです。
 
集団免疫とは、イメージとしては国民の中に、「抗体を持つ人(抵抗力が高い人)」を増やしていくと言うことです。
 
別に実際に全国民が抗体を持つ必要はありません。
 
例えば、宅急便の配達係が抗体を持っていたとしましょう。
 
そうするとその人がいくら配達をしても、他の人にウィルスをばら撒くリスクも、自分が感染するリスクも両方下がりますよね?
 
でも、抗体を持たない普通の人が配達をしていたらどうなるでしょう?
 
当たり前ですが、感染すリスクも、感染るリスクも非常に高いままですね。
 
ウィルスは人を媒介にするわけですから、その媒介が抗体を持っていれば、それだけで劇的に感染爆発のリスクは下がるわけです。
 
もちろんだからと言って急に感染者を増やしたら高齢者にまで広がる可能性があるので、自粛や規制は必要です。
 
でも、同時に感染者を増やさないことには、一向に集団免疫の道も見えてこないわけです。
 
まあこれが難しいところなんですが、でも、僕は経済を殺してまで自粛するほどのものではないと思っています。

「お前は命よりも金が大事なのか!」

なんて言う人がいますが、金がなければ人は死ぬんですよ。
 
実際、失業率と自殺率は相関していると言われています。
 
つまり、失業率が増えれば自殺率も上がる。
 
ってことは、経済で人は死ぬと言うことです。
 
どうするの?マジで。
 
ってことに危機感を感じて、先日の「緊急コロナ会議」は行われたわけなんですが、僕らはそろそろ真剣に、本気で「アフターコロナ」を。
 
いや、「コロナ・ナウ」の今をどう生きるかを考える必要があるわけです。
 
今日まであまり大きな声を出して危機感を語ることはありませんでしたが、いよいよマジでやばいと思うので、冷静になりましょう。
 
別に遊びに行けとか、自粛を解禁しろってわけじゃないんです。
 
ただ、もうちょっとみんなが正しい情報を知っていれば、もっとバランスが取れると思うのです。
 
今はみんながヒステリックになり過ぎている。
 
と言うか、実際はバカが騒いでるだけで、実は多くの人が様子を見ているだけのような気がします。
 
だってこんな時期ですからね。
 
下手なことは言えませんよね(苦笑)
 
その気持ちはよくわかります。
 
でも、コロナを怖がるのはもうそろそろ終わりにして、次のことを本気で考えましょうよ。
 
怖がったところで何も変わらないのだから。
 
・・・・
 
長々と語ってしまいましたが今日は以上です。
 
実は先日の緊急コロナ会議以外にも、今日は、「コロナ解体新書」の最新話もアップしています。
 
その告知のつもりでしたが、ついつい色々書いてしまいました。
 
コロナ解体新書の最新話はこちらです。
 

 
では、また。
 
こんな時代ですが、チャンスに変えていきましょう。
 
和佐大輔